サービス管理責任者になるためには実務経験要件を満たし、所定の研修を受講する必要がありますが、どのような研修が必要かわかりにくいと感じていませんか?

本記事では、熊本県のサービス管理責任者等研修についてまとめてみました。

この記事の要点まとめ
  • 熊本県のサビ管・児発管に必要な基礎研修、実践研修の詳細が分かる
  • サビ管の資格を継続するためには、5年ごとに更新研修の受講が必要
  • 提出が必要な事前課題についても解説!

熊本県のサービス管理責任者研修及び児童発達支援管理責任者 基礎研修について 

令和7年度の基礎研修は以下のようになります。

サビ管・児発管の基礎研修の概要

更新日:2025/8/26

研修名熊本県サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者 基礎研修
対象者サービス管理責任者、児童発達支援管理責任者として従事しようとする者。
実施主体一般財団法人 保健福祉振興財団
研修申し込み令和6月7月26日(金)17時
研修日程〇講義
2025/8/29(金)
会場:市民会館シアーズホーム夢ホール

〇演習(2日間)
県北会場:2025/9/18(木)・9/19(金)
県央①会場:2025/10/21・10/22(水)
県央②会場:2025/11/5日(水)・11/6(木)
県南会場:2025/11/25(火)・11/26(水)
県央③会場:2025/12/16(火)・12/17(水)
研修内容〇講義(1日間)と演習(2日間)の計3日間。
講義:指定会場での講義受講
演習:日時・会場指定での集団演習
受講料27,500円(税込)

出典元:熊本県
出典元:一般財団法人保健福祉振興財団

サビ管・児発管の基礎研修の受講資格・要件 

受講対象者は、指定障がい福祉サービス事業所において、サービス管理責任者として従事しようとする方または、指定障がい児入所施設及び指定障がい児通所支援事業所において、児童発達支援管理責任者として従事しようとする方です。
下記の業務内容に応じ、通算して右欄の年数以上の実務経験が必要です。

※サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者の基礎研修修了者となるためには、本研修に加え「相談支援従事者初任者研修」の講義課程を修了する必要があります。

研修受講に必要な実務経験の要件

業務研修受講実務経験年数
相談支援業務  3年
社会福祉主事任用資格等を有しない者による直接支援業務  6年
社会福祉主事任用資格等を有する者による直接支援業務  3年
国家資格等による業務に3年(児童発達支援管理責任者の場合は5年)以上従事している者による相談支援業務又は直接支援業務  1年

サビ児管について詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

サビ管の資格について詳しく知る
児発管の資格について詳しく知る

出典元:熊本県
出典元:一般財団法人保健福祉振興財団

熊本県のサービス管理責任者研修及び児童発達支援管理責任者 実践研修について

令和7年度の実践研修は以下のようになります。

サビ管・児発管の実践研修の概要

更新日:2025/8/26

研修名熊本県サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者 実践研修
実施主体一般財団法人 保健福祉振興財団
研修申込~2025/4/22(火)
※Eコース2025年11月募集開始
研修日程Aコース:2025/5/20(火)・5/21(水)・5/22(木)
会場:熊本市食品交流会館

Bコース:2025/6/2(月)・6/3(火)・6/4(水)
会場:くまもと県民交流館 パレア

Cコース:2025/7/8(火)・7/9(水)・7/10(木)
会場:熊本市食品交流会館

Dコース:2025/8/6(水)・8/7日(木)・8/8(金)
会場:熊本市食品交流会館

Eコース:2026/1(予定)
会場:未定
研修内容〇講義と演習の計3日間。
日時・会場指定での集団研修。
受講料30,000円(税込)

出典元:熊本県
出典元:一般財団法人保健福祉振興財団

サビ管・児発管の実践研修の受講資格・要件 

熊本県内の事業所等に従事又は県内に在住し、サビ児管として配置されている、又は配置される予定があり、以下の①~④のいずれかに該当する。

  1. サビ管等基礎研修の修了日以降に、実践研修受講開始日前5年間に、通算して2年以上(1年間に180日以上の実務経験)、相談支援業務又は直接支援業務の実務経験(OJT)がある。
  2. 以下の3つの要件をすべて満たすサビ管等基礎研修修了者で、6か月以上(90日以上の実務経験)、相談支援業務又は直接支援業務の実務経験(OJT)がある。
    要件1:基礎研修受講開始時に実務経験要件を満たしている。
    要件2:実践研修を受講するための実務経験(OJT)として障害福祉サービス事業所等に、障害福祉サービスに係る個別支援計画作成の業務に従事する。
    要件3:上記について、指定権者に事前に届け出ている。
  3. 平成30年度までの旧サビ管等研修修了者が、令和5年度までにサビ管等更新研修の修了者とならなかった。
  4. 令和元年度サビ管等更新研修修了者が、令和6年度末までにサビ管等更新研修修了者とならなかった。

出典元:熊本県
出典元:一般財団法人保健福祉振興財団

サビ管・児発管の実践研修の事前課題

実践研修の事前課題は以下のようなものです。

  1. 「サービス管理責任者等基礎研修終了後、実践研修受講までに取り組んだこと」についてまとめる。
  2. 「事例検討会報告様式」の作成

②については、支援者自身が現在抱えている事例(困っていること)を取り上げます。

また、地域連携に関する演習ワークシートの作成、関係機関や相談支援専門員、自立支援協議会と連携しているか、またどのような連携をしているかといったことについても記述します。
地域の自立支援協議会について調べ、記述する項目もあります。

事例報告作成については、利用者様の個人情報に注意しながら報告する事例をまとめましょう。

出典元:熊本県
出典元:一般財団法人保健福祉振興財団

熊本県のサービス管理責任者研修及び児童発達支援管理責任者 更新研修について 

令和7年度の更新研修は2025年11月頃開始予定です。

サビ管・児発管の更新研修の概要

更新日:2024/11/21

研修名熊本県サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者更新研修
対象者令和元年度~2年度の更新研修を修了者のうち、サビ管、児発管、管理者または相談支援専門員として働いている方、もしくは、今回の更新研修の受講開始日前までの過去5年間のうち、通算して2年以上働いていた方。
実施主体一般財団法人 保健福祉振興財団
研修申し込み2024年12月26日まで
研修日程A:2025年2月6日、7日
B:2025年2月20日、21日
C:2025年3月5日、6日
研修内容講義及び演習で計2日間
定員270名
受講料26,400円(税込)
※テキスト代込

出典元:熊本県
出典元:一般財団法人保健福祉振興財団

サビ管・児発管の更新研修はいつまでに受ければいい?

更新研修は実践研修もしくは更新研修修了した後、5年ごとに受講する必要があります。更新研修を受講しないとサビ管・児発管としての資格を保有できなくなるので注意しましょう。

更新研修の受講期間の数え方は修了年度を起点とします
起点となる年度の翌年度から5年度毎に1回更新研修の受講が必要です
例えば、昨年度までに1回更新研修を修了された人は、受講した更新研修修了年度の翌年度から5年度間の間に受けることとなります。

まとめ

熊本県のサビ管、児発管に必要な研修についての詳細情報をまとめました。
都道府県ごとに研修日程や費用などが異なりますので、ご自身の働いている事業所の対象エリアでの研修情報を正しく把握し、認識に間違いが無いよう注意してください。

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