履歴書や職務経歴書の限られたスペースの中に、自分の求める働き方や雇用先に貢献できること、経験・実績等を詰め込むことができますか?

要点や主張すべきポイントを押さえた書き方でなければ書類選考が通過せず、キャリアアップやキャリアチェンジが叶いません。

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この記事の要点まとめ
  • 相談支援専門員の履歴書・職務経歴書を正しく、魅力的に書けるポイントがわかります。
  • 相談支援専門員に求められる内容が詰まった履歴書・職務経歴書の例文、テンプレが紹介されています。
  • 実際に相談支援専門員として転職後「雇用先に貢献するイメージ」を採用担当者が抱ける書き方がわかります。

相談支援専門員の転職で重要なこと

相談支援専門員として転職する時、以下の3つが明確になっていることが重要です。

  • 転職する理由を整理する
  • 今までの経験を整理する
  • 今後どのようになりたいか具体的にする

転職を成功させるためには、動機や新しい職場で戦力になれることを証明するための経験・実績を言語化することが重要です。
また、キャリアを積み上げた先に成し遂げたいことが明確にあることで、自分の熱意を履歴書や職務経歴書、志望動機に反映させられます。

早速、重要なポイントを一つひとつチェックしていきましょう。

転職する理由を整理する

転職する理由を整理して、明確にしましょう。多くの方が挙げる転職理由はこちらです。

転職理由
  • キャリアアップ
  • スキルアップ
  • 業務内容
  • 年収への不満
  • 経営方針への不満
  • 残業の多さ
  • 人間関係での悩み
  • 体調不良

相談支援専門員へのキャリアアップやキャリアチェンジ、年収アップなど、さまざまな転職理由があります。
多くの方は、ひとつの理由だけでなく、複数の理由をもって転職に挑戦することでしょう。
ここで重要なのが、転職先に納得してもらえる理由を伝えることです。
転職先でも起こりうる人間関係のトラブルや体調不良を理由に転職を希望されても、採用側としては「自分の職場でも繰り返すのでは」とネガティブな評価になりかねません

「利用者様、ご家族がより良い人生を送る支援をしたい」
「スキルアップを図り、地域の中核的な存在になりたい」

など新しい職場だからこそ、叶えられる理由に絞ることがおすすめです。

今までの経験を整理する

今までの経験を整理して、自分の強みを再確認しましょう。
相談支援専門員の経験の有無にわけると、このような経験が挙げられます。

相談支援専門員の実務経験者
  • 利用者様やご家族からの相談支援
  • 計画相談の作成
  • 多職種との連携を図った支援
  • 部署や支援チームのリーダー
  • 研修講師 等
相談支援専門員の未経験者
  • 福祉の現場での相談支援
  • 他機関との連携を図った支援
  • 訪問支援
  • 専門性を高める研修への参加
  • 学会や学術誌などへの論文や研究発表 等

日常となっている業務を振り返ると、これまでの経験や実践がとても大きな財産となり、相談支援専門員として活かせる経験だということを発見できます

今後どのようになりたいか具体的にする

相談支援専門員として、どのように成長していきたいのか、何を成し遂げたいのかを明確にしましょう。
将来の目標を持つことで、一貫性を持った転職活動ができます

「地域の障がい者(児)やご家族の身近な相談先として知識・スキルを活かしたい」
「人材育成に携わり、地域の相談支援力の強化を図りたい」
「専門性を高めて、複数課題がある利用者様やご家族をサポートしたい」

など目標を具体的にすることが大切です。

自分の将来像が転職先の求める人物像と合致しているならばと、履歴書や職務経歴書を見た採用担当者は、興味を持ってお会いしてくれるでしょう。

相談支援専門員の履歴書の書き方を解説

履歴書は、学生時代から相談支援専門員としてキャリアを歩んできた経歴を確認する書類になります。
フォーマットが決まっているため、周囲と大きく差を出すことが難しいです。
逆に、減点を受ける書き方だとネガティブな評価を受けてしまうので、気を引き締めて書きましょう。

履歴書の注意ポイント
  • 誤字脱字を確認する
  • 手書きの場合は丁寧に記載する
  • パソコン作成の場合は、数字の半角英数を統一する
  • 西暦、もしくは和暦で統一する

実際に、履歴書の各項目に従って書き方をチェックしていきましょう。

学歴の書き方

学歴は、高校入学から記載し、中学校以前は不要です。
学校名は正式名称で省略せずに書きましょう。専門学校や大学の場合は学部や学科、専攻まで明記します。

学歴・職歴(各別にまとめて書く)
20054東京都立〇〇高等学校普通科 入学
20083東京都立〇〇高等学校普通科 卒業
20084〇〇大学社会学部福祉学科 入学
20123〇〇大学社会学部福祉学科 卒業

職歴の書き方

職歴も会社名や部署名を正式名称で記載します。転職回数が多くても、履歴書にはすべて明記しましょう。
福祉職についた経験がある場合は、仕事内容を簡潔に記載して、実務経験があることを知ってもらいます

20124医療法人社団〇〇 △△病院 入職
精神科病院急性期病棟に精神保健福祉士として配属
入院受け入れや退院調整等を行う。
20153一身上の都合で退職
20154社会福祉法人〇〇 △△の郷 入職
グループホームに世話人として配属
利用者様の生活支援や相談支援等を行う
20184相談支援事業所に相談員として配属
一般相談や計画相談作成を行う。
現在に至る
                      以上

免許・資格の書き方

免許や資格も、忘れずに記載していきましょう。
記載は、正式名称で、取得年月日が古い順に明記します

20083普通自動車第一種免許 取得
20123社会福祉士 資格取得
20123精神保健福祉士 資格取得
202310相談支援従事者研修(初任者研修) 修了

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相談支援専門員の志望動機の書き方(例文あり)

相談支援専門員として転職する際、履歴書に書く志望動機は非常に重要です。
相談支援専門員への熱意や入職後の働き方、将来のビジョンを伝えることで、雇用側に自分が必要な人材であることを示せます。

ここでは、志望動機を4つのポイントと志望動機の例文を紹介していきます。

志望動機を考える上で重要な4つのポイント

志望動機を考える上で、重要なポイントが4つあります。

  • 相談支援専門員として働きたい具体的な理由を考える
  • 経験や実績からアピールポイント(自己PR)を整理
  • その法人・事業所に応募した具体的な理由
  • 転職後にどうなりたいかキャリアを考える

自分の思いを採用担当者にアピールするとともに、先方が必要とする人材であることを知ってもらえるよう記載します。

相談支援専門員として働きたい具体的な理由を考える

数ある福祉職の中でも「なぜ相談支援専門員として働きたいのか」を言語化します。

  • チームアプローチで利用者様を支援した経験から、支援チームをマネジメントしていきたいから
  • サービス事業所を利用する期間だけでなく、利用者様の人生に寄り添った支援をしたいから

これまでの経験から、相談支援専門員としてどのように働きたいかを踏まえて書くことがおすすめです。

経験や実績からアピールポイント(自己PR)を整理

これまでの経験や実績を整理して、何がアピールポイント(自己PR)になるか整理します。

現場や他業種での経験・実績から、転職後に相談支援専門員として活躍できるイメージを持ってもらえるポイントを押さえていきましょう

  • 相談支援経験が豊富 100件/月(事業所の平均件数は、80件/月)
  • 計画相談の作成経験あり 25件/月(事業所の平均件数は、15件/月)
  • 地域の会議に3年以上出席し、多職種と支援関係を築いている
  • 前職で製薬会社に勤めており、薬の知識が深い

など具体的に実数や相対的に比較できる書き方だと、採用担当者に経験や実績が伝わりやすいです。

その法人・事業所に応募した具体的な理由

その法人や事業所の具体的な魅力を再確認しておきましょう。
ホームページなどでわかる情報から、実際に働く人の声を聞いて、特徴や魅力を知っておくことが大切です。

  • 経験豊富な相談員が在籍しているため
  • 積極的に研修や学会などに参加する職場風土があるため
  • 地域とのつながりを大切に、地域住民との交流を図っているため

などその法人・事業所だからこそ、応募したと伝えられる具体的な理由を明確にしましょう。

転職後にどうなりたいかキャリアを考える

転職後、どのようなキャリアを歩んでいきたいか、相談支援専門員としてどのような働き方をしていきたいか考えてみましょう。

  • 主任相談支援専門員として、地域の中核的な相談員を目指したい
  • 職場内研修やスーパーヴィジョンなどを通して、法人・事業所の人材育成に携わりたい
  • 地域住民などに障がい福祉の普及啓発を図りたい

このように、長期的なキャリアを考えることで、転職後の働き方を雇用先と共有できます

【例文】志望動機

志望動機を考える上で重要な4つのポイントを意識して、志望動機を書いてみましょう。
ここでは、相談支援専門員として転職するための志望動機の例文を紹介します。

例文1)グループホーム→相談支援事業所

グループホームの世話人業務を通じて、利用者様一人ひとりの生活の悩みに深く関わってきました。
生活の一部分だけでなく、利用者様やご家族の人生全体に携わりたいと強く感じるようになり、相談支援専門員に強い興味を持ちました。
グループホームでは利用者様やご家族と信頼関係を築き、アパートへの単身生活や高齢者施設への住まいを移す支援など、法人内外のチームメンバーと連携して支援を行ってきました。

貴所が実践するチームアプローチの手法を学びながら、利用者様やご家族、地域の発展に尽力したいと考えております。
日々の実践や自己研鑽に励み、将来的には地域の中核的な相談支援専門員となることを目指していきたいと思っております。

例2)老人介護施設→相談支援事業所

介護福祉士として、5080問題や複数課題家族などを支援する中で、介護の現場だけでなく、より広い視点から支援をしたいと思うようになりました。
そして、相談支援専門員として利用者様とご家族が抱える課題を解決し、ご家族全員が安心して過ごせるようサポートしたいという思いが強くなっております。
支援現場では、多職種チームで高齢の利用者様に日常生活支援に加え、心のケアにも注力しておりました。

貴法人が重視する、地域社会との連携や多職種協働によるサポート体制は、私が目指す相談支援の理想と一致いたします。相談支援専門員として、より強固なネットワークを地域に張り巡らしていきたいと考えております。

例3)総合病院MSW→相談支援事業所

総合病院のMSWとして、患者様やご家族からの病状の理解や退院後の環境調整など様々な相談支援を行ってきました。
これらの経験から、利用者様が日常を過ごす生活の場で、個々のニーズに寄り添った支援を提供していきたいという強い気持ちが生まれました。
また、総合病院での相談員としての経験から、利用者様が抱える課題や周囲の問題を解決するために、支援チームで意思決定支援を軸にすえて支援を行ってきました。

貴法人の意思決定支援を大切にする理念に共感するとともに、強く魅力を感じております。
相談支援専門員として、利用者様の意思決定支援を核に、医療と福祉の連携をはじめ、地域ネットワークを活かした支援の提供に努めていきたいと思っております。

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相談支援専門員の職務経歴書の書き方(例文あり)

職務経歴書は、転職先にどのような経験や実績を持っているか、詳細に記載する文章になります。
履歴書が個人の基本的な情報や学歴、資格などをまとめたものに対し、職務経歴書は、より具体的な職業経験やスキルを伝える書類になります。

職務経歴書の書き方で大事なポイントや例文をチェックしていきましょう。

職務経歴書の作成で重要な4つのポイント

職務経歴書を作成する上で、重要なポイントを4つにまとめました。

  • 在籍期間
  • 在籍法人・事務所
  • 業務内容・役割
  • 実績・成果

応募先に「いつ、どこで、何を、どのように経験したのか」を一目で理解してもらえるよう書くことが大切です。

それでは、一つひとつ書き方のポイントを見ていきましょう。

職務経歴:在籍期間

在籍期間は、ご自身の職務経験がいつ始まり、いつ終わったのかを明確に伝える書き方がポイントです。書き方のポイントはこちら。

  • 開始年月と終了年月を正確に書く
  • 日にちは記載しない
  • 現職の場合は「〜現在」と記載
  • 転職経験がある時は、職務ごとに明記
  • 短期間の在籍経験も正確に書く
職務経歴:在籍期間

医療法人社団〇〇 △△病院
2012年4月〜2015年3月

社会福祉法人〇〇 △△の里
2015年4月〜2018年3月 グループホーム
2018年4月〜現在 相談支援事業所

職務経歴:在籍法人・事務所

在籍法人や事業所は、どのような組織で働いていたのかを記載します。
書き方のポイントはこちらです。

  • 法人や事業所名は正式名称で記載
  • 役職や職位も明記
職務経歴:在籍法人・事務所

医療法人社団〇〇 △△病院
精神科病棟の急性期病棟に精神保健福祉士として配属。

社会福祉法人〇〇 △△の里
グループホームに世話人として配属。
相談支援事業所に相談員として配属。

職務経歴:業務内容・役割

業務内容や役割を具体的、かつ得られた知識や経験を踏まえて記載します。
書き方のポイントはこちらです。

  • 数字や量的な表現を使用
  • 語尾は「言い切り」で、能動的な表現で記載
  • スキルや専門知識が習得できたことを明記
  • 箇条書きや短い段落で情報を整理して、読みやすく記載
職務経歴:業務内容・役割

医療法人社団〇〇 △△病院
精神科病院の急性期病棟にて、患者様100名以上の個別ケースマネジメントを担当する。
医師や看護師、作業療法士などの多職種チームと協働し、治療計画に基づいた統合的ケアを提供する。

社会福祉法人〇〇 △△の里
・グループホーム受け入れ担当として、年間5名の入退所支援を行う。
・世話人として、定期的な運動会や健康教室を開催し、利用者様の健康状態の改善に取り組む。
・法人のICT導入プロジェクトチームに参加する。

職務経歴:実績・成果

自分の実績や成果を転職先でも活かせるよう具体的に記載してアピールします。
書き方のポイントは、一つ前の「業務内容・役割」と同様になります。

職務経歴:実績・成果

医療法人社団〇〇 △△病院
・精神科急性期病棟における再入院率を、患者の早期評価、適切な治療計画の立案、ご家族との連携強化などの取り組みにより、前年比で20%低下させた。
・病棟内での事故やトラブルを未然に防ぐための安全対策を見直し、事故発生率を前年比で25%削減した。
・2015年2月院内学会で共同研究「〇〇」を発表。

社会福祉法人〇〇 △△の里
・相談支援実績 100件/月(事業所の平均件数は、80件/月)
・計画相談の作成実績 25件/月(事業所の平均件数は、15件/月)
・リスクが高い利用者様に対して、危機管理チームを組み、サポートした。

【例文】職務経歴

職務経歴書の書き方について、今見てきた4つのポイントを踏まえた例文を見ていきましょう。そして、ご自身の職務経歴を書くときの参考にしてください。

例文1)老人介護施設の介護福祉士

期間業務内容・役割
2017年4月~2023年3月 介護福祉士として配属。
・利用者様の食事や入浴、着替えなどの日常生活サポートを行う。
・介護計画を作成し、支援の実施とモニタリングを行う。
・ご家族様と定期的に面談を実施。

<実績・成果>
・アセスメントを重視した個別介護計画作成により、利用者様、ご家族様からの満足度が前年比で25%向上。
・介護現場での安全対策の見直し・改善を図り、転倒事故の発生率を30%削減。
〇〇老人介護施設

例文2)児童入所施設での保育士

期間業務内容・役割
2015年4月〜現在保育士として配属。
・児童の食事や入浴、着替えなどの生活支援。
・発達段階に応じた教育プログラムの企画・実施。・保護者や関係機関と定期的に面談し、連携を図る。


<実績・成果>
・個別の学習計画に基づく支援を実施し、学業での成績向上が見られた児童が50%以上に達した。
・個別カウンセリングや集団プログラムを通じ、特にストレスを抱えていた児童の心理的な安定を促進。実践研究として、専門誌に寄稿した。
〇〇児童入所施設

アピールポイント:知識・経験・スキル

職務経歴書では、知識や経験、スキルも記載します。
転職先に必要とされる人材としてアピールできるよう、相談支援専門員として活かせる知識や経験、スキルをアピールしていきましょう。

これまでの知識や経験、スキルを採用担当者にどのように伝えるか、例文を踏まえて紹介します。

福祉サービスに関する知識や経験

福祉サービス分野への理解が深いことや、専門性を持った支援経験はアピールポイントとなります。

  • 障がい福祉サービス事業所等でのサービス管理責任者の経験
  • 障がい福祉サービス事業所等での請求事務の経験
  • 高齢者分野での介護福祉士や訪問介護等の経験 等

国家資格等の資格

ご自身が保有する国家資格を明記することで、知識や専門性を持った実践経験があることを示せます。

  • 保健師や看護師、准看護師
  • 理学療法士や作業療法士、言語聴覚士
  • 介護福祉士、栄養士
  • 社会福祉士、精神保健福祉士 等

相談支援事業所の加算に関わる研修履歴

相談支援専門員として経験がある方は、加算に関わる研修は必ず記載しましょう。

  • 相談支援従事者初任者研修
  • 相談支援従事者現任者研修
  • 主任相談支援専門員研修
  • 強度行動障がい支援者養成研修(実践研修)
  • 医療的ケア児等コーディネーター養成研修
  • 地域生活支援事業による精神障がい者支援の障がい特性と支援技法を学ぶ研修 等

アピールポイント:自己PR

職務経歴書でも自己PRを行っていきます。
履歴書でも、志望動機欄に自己PRを盛り込むと思いますが、職務経歴書ではより具体的、かつ詳細な情報を記載していきましょう

例文1)アセスメント力

日々、利用者様やご家族様の思いやニーズを傾聴し「人と状況の全体性」を理解して支援することを意識して取り組んでいます。
日頃からアセスメントを深めていたことで、利用者様の直面する課題を、過去に抱いていた思いや経験を踏まえて支援し、本質的な解決を図りました。

例文2)マネジメント力

法人内外の関係機関と連携を図り、実質的なリーダーシップを発揮しています。
具体的には、利用者様とご家族様の複数課題がある支援で、法人内のマネジメントと関係機関との窓口となり、チームで課題解決を図りました。

例文3)自己研鑽を継続する力

利用者様に質の高いサービスを提供するため、職場内外の研修で自己研鑽に努めています。
福祉施策や支援スキル向上のため、職能団体が主催する研修には積極的に参加し、専門性を高めるとともに、学術集会への参加や実践の研究発表などにも取り組んでいます。

相談支援専門員の採用担当者がよくチェックするポイントはどこ?

応募先の採用担当者が相談支援専門員の履歴書や職務経歴書をチェックするポイントはこの3つです。

  • 相談援助の知識と経験
  • 問題解決能力
  • ストレスケア能力

採用担当者が重視するポイントを確認していきましょう。

相談援助の知識と経験

転職先が求める人材として、相談支援専門員として即戦力となるかです。
また、成長するための土台となる経験や知識があるかもチェックします。

相談支援専門員の資格がなくても、キャリアで受講要件を満たしているかどうかは、転職先としては重要視します

問題解決能力

相談支援専門員として地域で活躍するなかで、複数の課題を抱えた支援に関わることがあります。
これに対して、柔軟な発想やフォーマルインフォーマルな社会資源を活用する等、実戦では問題解決能力が求められます

ストレスケア能力

相談支援専門員はチームアプローチで関わりますが、事業所の外に出て支援する特性上、職場内で悩みを共有できず一人で抱え込んでしまう恐れがあります。
主体的にストレスケアを図り、継続して働き続けられる力をもっているかを、採用担当者は見極めます

まとめ

この記事では、相談支援専門員の履歴書や職務経歴書、志望動機の書き方を解説してきました。
例文やテンプレをもとに、ご自身の強みや経験・実績、資格などを盛り込み、書類選考を通過して希望する転職・就職を叶えましょう。

また、相談支援専門員の転職を考えている方は「ケア人材バンク」もおすすめです。
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