神奈川県の介護福祉士の求人・転職・採用情報

介護福祉士とは

1987年に施行された「社会福祉士及び介護福祉士法」によって指定された国家資格です。介護福祉士の仕事は、身体上や精神上に障がいをお持ちで、日常生活を営むことが困難な方に対して、適切な介護や援助（身体的な介護だけでなく、精神的ケアも含む）を行い、安定的な生活を送れるようにサポートする仕事です。また、必要に応じて、同じ現場で働く介護スタッフの指導やアドバイスを行うこともあります。「ケアワーカー」とも呼ばれます。

神奈川県における、介護福祉士の重要性

神奈川県の高齢者の割合

神奈川県の総人口（2021年時点で、約9,236,000人）のうち、65歳以上の高齢者は、約2,376,000人で、全体の25.7%占めています。 内閣府によると、2045年には、65歳以上の高齢者は、全体の35.2%になると予測していて、27年間で高齢者比率は、9.5ポイントも増えると見られています。

出典：内閣府「令和4年版高齢社会白書」

神奈川県の要介護（要支援）認定者数の推移

要介護（要支援）認定者数は、神奈川県では、2004年で213,302人だったのが、 2019年では、415,169人となり、 15年間で201,867人増加しています。増加率は94.6%と高い水準で増加し続けているため、今後の介護福祉としての重要性はますます高まっていきます

出典：厚生労働省「介護保険事業状況報告 令和元年度介護保険事業状況報告」

神奈川県の身体障がい者数について

神奈川県における身体障がい者手帳（身体障がい者に交付される手帳）の交付台帳登載数を調べてみると、98,260人いて、全国合計3,112千人のうち、およそ3.16%を占めています。

出典：厚生労働省「福祉行政報告例 身体障がい者福祉」

神奈川県の知的障がい者数について

神奈川県における知的障がい者保健福祉手帳（知的障がい者に交付される手帳）の交付台帳登載数を調べてみると、 2005年で17,871人だったのが、 2020年では29,308人となっていて、 15年間で、11,437人増加（64.0%増） しています。

出典：厚生労働省「福祉行政報告例 知的障がい者福祉」

神奈川県の精神障がい者数について

神奈川県における精神障がい者保健福祉手帳（精神障がい者に交付される手帳）の交付台帳登載数を調べてみると、2005年で31,450人だったのが、2020年では99,121人となっていて、 15年間で、67,671人増加（215.2%増） していて、全国で2番目に増加人数が多い地域です。

出典：厚生労働省「衛生行政報告例」

神奈川県における介護福祉士の登録数

神奈川県では、令和4年時点で、115,083人が介護福祉士として登録しており、全都道府県（介護福祉士の登録者数：1,873,436名）に対して、約6.14%を占めています。 全国で、3番目に介護福祉士の登録者が多い地域です。

今後ますます少子高齢化が進むにつれて、身体的な介護だけでなく、コミュニケーションも大切な仕事である介護福祉士は、デジタル技術では代替が難しく、ますます市場の需要が高まっていくでしょう。

参考：社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士、登録者数の状況（公益財団法人 社会福祉振興・試験センター）

神奈川県全域の介護福祉士の求人募集状況

06月10日時点での、ケア人材バンクの神奈川県の介護福祉士の求人数は、495件です。

また、募集施設形態別の求人数では、 デイサービス・デイケアが245件と、もっとも多く、続いて、 特別養護老人ホーム(特養)が83件、 介護老人保健施設(老健)が45件となっており、 介護福祉施設での求人募集が多くなっています。

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